仕様決定⑨和室と収納

変態です。

長かった仕様決定もやっと最終回、最後は和室です。
 ほぼパナホームの標準仕様の中から仕様決定している変態ですが、天井高も例に漏れず指定しておりません。1Fを20cmくらい高く出来ますよ!と言われましたが2Fがその分下がるため違和感ありそうですし。勾配天井の寝室を除き全室デフォルトの2470mmで、現代の家としては極めて普通かほんのちょっとだけ高めくらいですね。
 天井の高い家っていいわねーとかCMで聞いた気がしますが部材のロスが出やすいためコストアップに繋がりがちな上、空調費用といったランニングコストにも直結します。

 それはそうと、和室についてはどうなんでしょうか。

 変態の実家は絵に描いた様な庶民の日本建築で、和室には欄間があったりするやつです。こういった昔のテンプレ和室イメージで見ると天井が高い和室は落ち着かないんですよね。
 
 変態のプランでは和室は9グリッド5畳の正方形です(階段下スペースを和室に取り込めばもうう2グリッド広がります)。基本的に和室とLDKの間仕切りは解放しておき、LDKの一部という立ち位置になる予定です。今風に「タタミスペース」とでも呼ぶべきでしょうか、本格的にそうするならば垂れ壁(建具の上と天井の間の壁)を無くした釣り戸なんかで間仕切りした方が費用アップにはなるでしょうが一体感が出ますし。とはいえそこまで完全にLDKに組み込んでしまいたくはないという微妙加減。区切ってお客さん用にといった用途も想定しています。

 パナホームのプランでは、LDK側からはベリティスウォールナットの引き戸で、和室側から見れば襖という所謂「戸襖」になっていました。確かに記号的には和室なんですが違和感があるんですよね。普通の襖に比べて妙に大きくて、美人なんだけど実は女装した男子でした的な隠しきれない骨格の違いというか。
 また天井が高いと確かに開放感はあるのですが、それはある程度の広さがあっての事で狭い部屋だとより狭く感じると言われています。
 
 和室は技法的にも、畳で生活するスタイル的にも天井の高さを感じやすい様式な気がしますね。勿論天井が高くてもお洒落な現代和室だったり、本格的な和室にされている方も多いですが、変態にはそのセンスも予算もありません(キリッ)。
 実現可能な範囲だと天井を下げるか小上がりに…なんて手もありますが、ひと繋がりにしておく機会が多い予定なので本末転倒になります。

 長々と書きましたがどこにでもある和洋室というか、クロスと照明と畳が和風室って所で落ち着きました。パナホームでは美ホーム畳という和紙を使った強化畳が標準で、正方形タイプを9枚で。色もカラフルで色々ありましたが(ピンクや水色まで!)、建具や全体的な雰囲気に合わせて灰桜を選択。
 階段下の2グリッド分を10cm程上げた板の間(とはいえただのジョイハードウォールナット)にしてここに季節の飾り物でも置ける床の間風スペースにしたのが唯一のこだわりかもしれません。


 他には収納の扉を決めたり、収納内部のハンガーパイプや棚の種類を決めたりしました。これについては考えが及ばず、奥行や高さ程度までしかこの時点では拘れませんでしたので、実際に使用した感想の方で詳しく触れようと思っています。


 と、文章にするとここまで本当に長かったですがここまでにかかった時間は昼食の休憩を挟んでも10:00~14:30くらいの3.5時間程度。サクサク決めた割には結構時間がかかって疲れましたね…営業さん、設計さんと別れ帰りの時間まで少しあったので気になる部材を再確認して帰りました。

 そうそう、お昼はパナホーム持ちで豪華な弁当が家族人数分、それも何度でも出るそうですよ!託児所もありますし普通のご家庭なら打ち合わせに来て、構造見たり地震体験したりと一日遊べると思います。


◇コクヨ デザインケース A3 黒 TY-PF28ND:1593円
◇住まいとくらしの情報館まで往復交通費: 2860円

◇今回支払合計:4453円
◆ここまで支払った金額:10608322円

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